第13回県景観賞の最優秀賞(県知事賞)に、「伝統農法が織りなす茶草場テラスから望む東山大茶園(掛川市)」が選出され、表彰されました。
標高532mの粟ヶ岳山頂から中腹に位置する「粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス(通称 かっぽしテラス)」は、2019年5月30日にオープンしました。
刈り取った草を円錐状に干す「かっぽし」をモチーフとしたシンボルがあり、掛川産の木材が使用されています。
世界農業遺産「静岡の茶草場農法」によって維持された大茶園をはじめ、富士山、空港、伊豆半島、駿河湾や南アルプスなどが一望できます。
審査では、茶草場農法による茶園の維持が景観の創造につながったこと、自然の景観と人工のテラスが調和していること、訪れた人々に伝統的な茶生産について知ってもらえることなど、一連のプロジェクトが評価されています。
詳しくは、静岡県HP掲載の資料をご覧ください。