世界農業遺産「静岡の茶草場農法」の保全や認定地域の活性化において、現在、茶草場農法の認知度の向上、茶草場農法関連商品の販売拡大(茶業者の利益が増加すること)、茶草場を維持・管理する人材(労働力)の確保の、主に3つの課題が挙げられます。
課題を解決する手段の一つとして、各認定地域(市町)の実情にあったモデルツアー2本を企画・実施しました。この活動を通じて、地域内で具体的な課題解決につながる取組が進むことが期待されます。
(1)ねらい
世界農業遺産「静岡の茶草場農法」の学びの体験の場としての価値を様々な人たちに知ってもらうため、茶草場農法をお茶関連施設や観光施設と掛け合わせた教育旅行の商品化を図る。
(2)実施日
令和5年2月3日(金)
(3)行程
JR島田駅 ⇒ 茶草場農法実践者「カネトウ三浦園」(茶草場農法の説明・飲み比べ体験・茶園見学) ⇒ ふじのくに茶の都ミュージアム(世界、日本、静岡のお茶などの説明) ⇒ とろろ屋ととろ(昼食) ⇒ 中條景昭像公園(開墾の歴史の説明、茶畑景観) ⇒ KADODE OOIGAWA(施設見学・体験) ⇒ JR島田駅
(4)当日の様子
1_飲み比べ体験(カネトウ三浦園)
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2_茶園見学(カネトウ三浦園)
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3_茶草場農法説明(茶の都ミュージアム)
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4_静岡茶などの説明(茶の都ミュージアム)
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5_牧之原台地の歴史の説明(中條景昭公園)
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6_緑茶B.I.Yスタンド(KADODE OOIGAWA)
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(5)問合せ先
名称 | 島田市 農業振興課 茶業振興室 |
TEL | 0547-36-7409 |
HP | https://www.city.shimada.shizuoka.jp/gyosei/shisei/gaiyo/soshiki/division/nourinshinkou.html |
※商品化していないので、ツアーの募集は行っておりません。
(1)ねらい
世界農業遺産「静岡の茶草場農法」実践者をはじめ、自然と共生する川根本町の人々の暮らしの見学・体験を通して、当地での暮らしの価値を体感するプログラムを検証する。
ワーケーションや二地域居住等のきっかけづくりと位置づけ、茶草場農法と自然環境との関係性等の理解促進により、農法維持のための労働力確保にも寄与するプログラムづくりを目指す。
(2)実施日
令和4年12月3日(土)~4日(日)1泊2日
(3)行程
【1日目】
JR静岡駅 ⇒ JR金谷駅 ⇒ 茶草場農法実践者「つちや農園」(茶草場農法の説明・茶園見学・茶園テラス休憩・飲み比べ体験・昼食) ⇒ 道の駅・フォーレなかかわね茶茗舘(お土産購入) ⇒ 農家民宿「あしたばの宿」(こんにゃくづくり・野菜収穫体験・夕食・宿泊)
【2日目】
あしたばの宿 ⇒ 千頭駅より南アルプスあぷとライン乗車 ⇒ 奥大井湖上駅 ⇒ 接岨峡大橋~八橋小路散策⇒接岨峡温泉会館(昼食) ⇒ 資料館やまびこ見学 ⇒ JR金谷駅 ⇒ JR静岡駅
(4)当日の様子
1_茶草場農法体験(つちや農園)
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2_茶歌舞伎(つちや農園)
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3_収穫体験(あしたばの宿)
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4_車窓より絶景を楽しむ(大井川鐡道)
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5_奥大井湖上をのぞむ(八橋小道)
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6_川根茶の歴史を学ぶ(資料館やまびこ)
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(5)問合せ先
名称 | 川根本町役場 産業振興課 農業室 |
TEL | 0547-56-2226 |
HP | https://www.kawane-cha.jp |
※商品化していないので、ツアーの募集は行っておりません。
令和2年度の世界農業遺産「静岡の茶草場農法」モデルツアーをご覧いただけます。
令和3年度の世界農業遺産「静岡の茶草場農法」モデルツアーをご覧いただけます。